Disaster Protection
D.P.G-1
防災のプロの監修により実現した、
「生き残る」にこだわった防災要品。
生存自活できる、装備品として使えるもの、
必要なものを7セクション37点厳選しました。
自衛隊野営訓練よりフィードバックし、皆様にも扱いやすい厳選された各種アイテム。
- 在宅避難
- 車中避難
- 夜間の徒歩避難
- 避難所生活
- 寒冷地から熱帯地まで対応可能
- 災害の他、アドベンチャーキットとしてもご使用していただけます。
この災害大国日本において、我々は来るべく様々な災害に遭遇しても生存自活し、力強く生き抜く必要があります。
FUJIMIRAIは、D.P.G-1という様々な災害に対応したベーシックパッケージを提供する形で皆様に生存自活していただきたい願いを発信しています。
D.P.G-1装備内容はこちら
Product
CONCEPT
数十年前の日本の環境と今私たちが暮らす日本の環境とでは大きく変わってしまっています。夏の猛暑、冬の集中的な積雪、夕立と言えなくなってしまったゲリラ豪雨など、悲しい現実ですが災害を身近に感じるようになりました。このような環境変化に伴い、防災用品は改良が行われ、新しいアイデア商品も誕生しています。しかし、いざという時に使えない・使えなくなってしまった物も残念ながらまだ多く存在します。
東日本大震災当時、復旧作業などで被災地地域に入られる行政や企業の現地要員に持たせて送り出していただきたいとの想いを抱いた経験から誕生したコンセプトを皆様のお手元に届けられる形にしたものがD.P.G-1なのです。
FUJIMIRAIが提供するD.P.G-1は、防災グッズではなく、災害時に【要】となる装備品。すなわち防災要品であり防災装備品(Gear)です。先ず私達ができることは、現実と未来について目を背けず、D.P.G-1をリリースすることでした。
- Disaster : 災害
- Protection : 守る
- Gear : 装備品
私たちが提供する防災は、単なる防災グッズではなく、防災要品且つ防災装備品(Gear)であるという意味を込めてD.P.G-1としました。
Product
SUPERVISOR
中村 玄久
元陸上自衛隊自衛官/
現即応予備自衛官/
防災士/防火防災管理士
昭和52年生まれ。幼少、山奥での「山小屋暮らし」で自然の驚異と厳しさを体感。学生時代には山岳部で遭難を経験するが、教員含む全員を下山させることに成功する。大学進学を控えるも阪神淡路大震災を受けて進路変更し陸上自衛隊へ入隊を決意。普通科連隊隊員として配属され、退職と同時に即応予備自衛官となる。自衛隊時代に学んだ通信技術を活用し電気通信業へ。通信インフラの災害復旧にも経験を持ち、現在も"即自"を継続しつつも、それぞれの経験と知識を基に防災事業発展に寄与する。
D.P.G-1についてまず一言
本音を言うと、さらにハイスペックな仕様にしたいと考えていました。しかし、「より多くの人に本当に必要な防災要品を常備してほしい」という元々のコンセプトから、自分の趣味や好みに走りすぎず、しっかりとしたスペック、使いやすさ、そして普段使いも可能なデザインの物をセレクトしました。もちろん譲れないディティールは保ちつつです。
Product
FEATURES
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Point 1
こだわりと
コストパフォーマンスを両立妥協することなく、工夫を凝らし譲れない想いとコストを両立
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Point 2
平常時から使えるよう設計
「いつ起こるか分からない災害に備える」のではなく、「起こっている災害に巻き込まれても対処できる備え」を大事に
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Point 3
D.P.G-1 各ポーチ類の
車座席への展開が可能車での避難への対応を考えた設計
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Point 4
緊急時の必要品、
貴重品のみを携行可能中身を自分でカスタマイズすることが可能。本当に必要なものを優先して携行
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Point 5
Bag内部はパーツの
組み合わせで展開が可能必要なものをいち早く取り出せるように。バッグ自体の組み合わせができることからそれぞれ自分なりの展開を
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Point 6
パーツの組み合わせで
自分好みの組み合わせ可能いろいろな災害において必要なものも変わる。本当に自分に必要なものを自分なりのアレンジで
どのような選考基準で今回のD.P.G-1の中身をセレクトしたのか?
しかるべき時に確実に使用が可能な物。つまり、被災した際に「あって助かった!」と思えるものが選考の基準とさせて頂きました。また、災害時でも平時でも使えるものを選定することで、「防災」として平時と切り離すのではなく、【普段の生活でも使えるものを、防災対策として取り入れていく=フェーズフリーギア】として普段の生活の中に浸透させれる物も選定基準の一部としております。また、内容品は、EDCポーチ(Everyday Carry)をはじめとした7つのセクションを、それぞれでパッケージすると共に下記の機能を付与することにより既存品と差別化を図りました。バッグやポーチはMOLLE規格品を採用し、5つのポーチをそれぞれをバックパックやビークルパネルに任意の場所に接続が可能。
①サバイバルキット | →EDCポーチ |
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②メディックキット | →MEDポーチ |
③バッテリーキット | →BATTポーチ |
④糧食セット | →サイドポーチ① |
⑤拠点セット | →サイドポーチ② |
⑥ビークルパネル | →全てのポーチを接続可能 |
⑦バックパック | →全てのポーチを接続可能 |
バックパックには衣類・防寒着・貴重品等を収納していただくためにあえてスペースを確保してあります。お客様の家にある出番が少なくなった服や靴などがあればぜひこちらに格納して準備をしておきましょう。さらにD.P.G-1は背負うスタイルの他にも、自動車のシート裏にビークルパネルを固定して車載型にしたり、ポーチをベルトに通したりと、運用スタイルの幅を持たせてあります。D.P.G-1に含まれるアイテムやご自身でご用意いただくものの格納先として以下7つのポーチやバッグ類にセクション分け出来るようにしてあります。
D.P.G-1セット内の板状のものは何ですか?
ビークルパネルになります。D.P.G-1の各ポーチ(バックパック以外)が接続可能で、自動車等の座席裏に装着できるようにするパネルになります。このビークルパネルを使用すると車両用の防災装備品として切り替えることが可能になります。車両移動の多い方や、ドレスアップにも最適です。壁掛け使用もできます。
D.P.G-1があれば備えは万全と考えていますか?
いいえ。備えにおいて万全は無いと考えています。災害そのものが多種多様なものに付け加え、被災地域の特性もそれぞれですから、状況によって必要とされるものが変ります。その中でもマルチに対応できる防災品をD.P.G-1は抑えてます。それぞれのセットは各ポーチに格納できるようになっていて、その各ポーチは任意の場所に接続が可能になっています。本体のバックパックにスペースの余裕を持たせてありますので、地域特性や気候に合った備えをそこにプラスしてください。
例えば、寒冷地であれば防寒着、海や川が近ければライフジャケット(膨張式)を入れておく等、ユーザー様自身で必要なものを増やしたりアップデートさせていく必要があると考えています。その為のベーシックパッケージがD.P.G-1なのです。
モールシステムとは何でしょうか?
自衛隊や各国軍隊・警察機関などで使用されている接続システムの事を言います。各ポーチをメインバックパックやビークルパネルに接続する際に使用する接続方法のことをモールシステム(MoLLE System)と言い、はしご状に等間隔に縫い合わされたベルトに直行するベルトを本体→ポーチ→本体と、交互に繰り返して縫い合わせるように組んで密着させて使用します。
また、S字形状のクリップでサイドバッグを簡易に接続を可能にしたり、さらにモール接続との併用でより強固な接続も可能となっています。重さのあるサイドバッグをメインバックパックに接続する場合はモールシステムを活用することを推奨します。
D.P.G-1は食料品が少ない印象がありますが、いかがでしょうか?
避難時に最低限必要になるであろう3日分(9食分)の緊急非常食と500mlの保存水が4本ですので充分ではありません。避難に支障をきたさない重量にすることを第一優先にしたことが理由です。最低限の糧食セットだけでも2.5kg、着替えも入れた場合の総重量では約11.5kgあります。あまり重すぎては避難しずらくなってしまうので、個人物品を入れても避難する際に標準的な重量の10kg~15kgになるように設定してあります。非常食は様々なバリエーションが手軽に入手できる様になった背景から、お好きな食料を追加できるように少しスペースを確保してあります。被災時の食事は精神衛生環境を整えるのに重要ですから贅沢物や好きなメニューを選ぶ事も必要になってきます。追加する際は、くれぐれも避難に支障をきたさない重量にするために分量は気を付けるようにしましょう。
避難完了しても災害が終わる訳ではありませんので、二次避難への即応体制を維持することに留意しておくことも重要です。安全を確保できた後で支援を十分に受けれる状況なら糧食セットは極力温存しておくと良いでしょう。常に最悪の状況を想定して備えておきましょう。(結局使わなかったね。がベストです。)